2人目のアポ
先日、主導権を完全に握られたアポの記録をまだしていなかったので、今更ながら書き起こします。
とはいえ、Twitterにほとんど書いていたので、まとめ程度です。
出会いは…
2月初旬にqqilleさんに指導していただいた時に、ブーメランした女性でした。
様子を見ていたqqilleさん曰く「今のは連れ出せたぞ!」との事だったので、反応はかなり良かったのだと思います。
何日かメールをして、ワインが好きだと聞いていたので、お気に入りのワインバーに誘いました。
正直顔もほとんど覚えていないので待ち合わせには手こずりました。
軽く食事をして、夜桜を見てからワインバーへ。
ここまででかなり話しは盛り上がって、お互いの事も知れていたので、イケル気はしていました。
年上への苦手意識
20代前半の僕は、人口的な問題から年上を相手する方が多くなるかも知れないのですが、苦手なんです。慣れ…も勿論あるのでしょうけど、無意識のうちに「弟的認識」をされてしまって、その枠から抜け出せなくなってしまうんです。
ただ、年上と言っても自分より“頭の悪そうな人”相手なら問題ありません。
逆に年下でも自分より多くの事を考えている相手は苦手かもしれません(少数だと思いますが)。年齢を重ねている方が頭を使っている事が多いということで。
今回の相手はかなり自己啓発意識の高いキャリアウーマンだったので、苦戦しました。
一言で言えば「男性的」というか、自信家で話したがりな感じでしたね。
女性を盛り上げる為の態度よりは、“同性の先輩と話す時の態度”を意識してしまった程です。
そして、しばらくするうちに、彼女は僕の事を話し始めました。
「○○さんは凄く自信がないよね」
「ナンパされて連絡先を教えたのは○○さんが初めてなんですよ」
「目をね、目を見ると分かるんですよ。どういう人か。○○さんは信頼出来る人だと思ったから」
こういったスピリチュアル(?)なトークで混乱させるのは僕の手法だと思っていたので(笑)まさか自分にされるとは考えても無くて相当混乱しました。
「自分の事を理解してくる相手には心を許し易い」みたいな言葉をよく聞くんですが、これマジだと実感しました。
気付いた時には彼女に委ねる様な姿勢になっていたと思います。
彼女に対する気持ち、下心まで全部話してしまいました。
今考えればクソ野郎だと思いますが、彼女はそんな僕に対しても
「そういう事を素直に話せちゃうのが○○さんの良い所なんでしょう?」
ただ、こちらもそれなりに勉強しているので、彼女の心を開かせる事は出来たと思います。(ただ、その事さえ「彼女がこちらに気を使っていたのではないか」と思う程、精神的に負けていました)
2時過ぎまでお互いの事をたくさん話して、カウンセリングもどき合戦して、ようやく時間を気にし始める彼女。
店を出て、とりあえず始発に乗り易いからと、タクシーで移動。
ホテル街の前で降ろしてもらい正直に告白。
「下心も全て白状したので、ホテル行こうとは誘いづらいです(笑)カラオケとかにしましょうか」
「いや、どこでも構いませんよ」
そのままホテルへ。
別々にシャワーを浴び、バスローブを着る。
ベッドに横になる。
この後どうしようかと考えているとすぐ寝息を立て始める彼女。
マジカヨ、と戸惑いながらもこっそり手を握り、時々抱きしめたり…
結局何も出来ずに朝を迎えました。
「ナンパした、好みの子が隣で寝てたら寝れないよ俺」
「そう?私がおかしいのかな?(笑)」
「どういうつもりでホテルに入ったの?」
「いやね、○○さんなら大丈夫だと思って」
「大丈夫って?手を出さないってこと?」
「いや、無理矢理とかそういうことはないと思って。だから正直カラオケでも満喫でも同じだったよ私は」
「そうなんですね」
「なんか途中から弟に見えてきちゃったよw」
そんな話しをしながらまたお互いの話しをして、相手の考え方やらをお互いに当てようと読み合いをしたり。
一緒にホテルを出て、改札前で
「また」
と言われました。なんとなくこの一言に安心。
「次こそセックスしたい」ではなく、「また会いたい」と純粋に思わされました。
アポの時は「自分に惚れさせる」努力をしているのですが、むしろ惚れさせられたかも知れませんね(笑)
しばらく時間が経って、何人かの人に話しを聞いてもらい、思ったのは
「嫌われたくない」から今回の様な事が起こる、ということですね。
これは初めてのアポだったJDも全く同じ事が言えます。とにかく嫌われたくない、嫌な思いを相手にしてほしくない、と思っていました。
「少しくらい嫌われるつもりでいったら良いんじゃないの?」
「男がすることは、女の子がセックスする為の言い訳を用意してあげることだから」
自分なりに考えてはいた事ですが、やっぱり実際に事を経験されている方に言われるとズッシリ来ます。
少しずつですが、するべきことが見えて来ました。